むちうちって癖になるの?

むちうちは、首の捻挫です。ですから、同じ車の後部座席に乗っていて交通事故になっても、首の筋力の強さによって、男性と女性では女性の方がむちうちになりやすいのです。

とにかく、捻挫なのですから、初期症状のうちに医師の診断を受け、冷湿布でアイシングしながら頸椎ネックでしっかりと負荷をかけないように固定し、安静にしておくことをお勧めします。

初期症状のときに、十分安静にし、痛みが無く炎症が治まったら、マッサージ等で血行を良くして筋肉を軟らかくして筋肉の伸縮力を強くします。また、筋肉は繊維ですから、鍛えても筋肉の繊維を太くするしかありませんが、ある程度首の筋力も鍛えることをお勧めします。

こうして、“むちうち”すなわち首の捻挫をリハビリや整体に定期的に通って完全に治して筋肉を健康な状態に戻しておくことが重要です。

せっかくリハビリや整体で首・肩の筋肉を軟らかく伸縮をよくし、健康な状態に戻したのに、日々の生活スタイルを改善しないと筋肉はすぐに元に戻ってしまいます。

しかし、一度健康な筋肉の状態の気持ち良さを知ってしまったので、痛みや懲りに体が敏感になってしまいます。だからちょっとしたことでむちうちの痛みを感じ安い体になってしまいます。筋肉の炎症に敏感になってしまうわけです。だから、1度むちうちになると癖になるような錯覚を起こしているだけなのです。

この状態は、身体の痛みに敏感になったとむしろ喜ぶべきかもしれません。体が筋肉の炎症に敏感になりますので、我慢して筋肉が炎症を起こして悪化することが少なくなります。

体のメンテナンスを定期的に行い、日々の生活スタイルの改善にも真剣に取り組むように心掛けましょう。

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