むちうちから腕まで痛みが!

むち打ち症状と診断されたのに、腕までが痛くなったりしびれたりする場合があります。これは2つ原因が考えられます。

1つ目はむち打ち治療をしていて、首ネックをして安静にし過ぎて頸椎周辺の筋肉が硬く凝り固まってしまって、その周辺を通っている神経を圧迫してしまってビリビリと痺れるような痛みが神経に沿って生じます。

また、筋肉が凝り固まると血流が悪くなります。鎖骨の上の静脈が通っているところの血流にも悪影響が出てしまいます。その血流は腕に通じていますので、腕の筋肉の血流やリンパの流れも悪くなり、腕の筋肉も硬くなって無理な負荷が生じて筋肉に炎症を起こしてしまう可能性も高くなり、腕の痛みが生じます。

検査でヘルニアが見られない場合、通常“頸肩腕症候群”と呼ばれています。“頸肩腕症候群”の解消方法を紹介しましょう。

首を動かして腕に痛みが生じる場所で首を止め、首周りの筋肉の硬いしこりのような部分を探します。見つかったらそこを触って首を元にゆっくり戻すと固いしこりが無くなったらその筋肉を解すことで痛みが和らぎます。この全てのしこりを整体のプロのマッサージで解してもらって腕の痛みを解消してもらいましょう。

また、むち打ち状態が酷いと、頸椎(背骨の首部分)ヘルニアを起こしてしまう場合があります。頸椎は7つの積木が重なってできていて、その間にクッションとなる椎間板が挟まっています。

頸椎の周囲には神経根が張り巡らされていて、むちうちの影響で椎間板がズレて周囲の神経根を圧迫します。その神経が腕に繋がり痛みが首から肩・腕へと痛みが走ってしまいます。この場合は、ヘルニア治療を行うことで腕のしびれは解消します。

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